初のシングル「This Is The Right Time」は1989年9月にトップ20入りを果たし、次作「All Around the World」はUKチャートでナンバー1、アメリカでもスマッシュヒットとなった。この曲はポップ・チャートのみならず、R&Bチャートでもナンバー1に輝いている。この年の締めくくりには、数々の音楽賞を受賞し、一躍イギリスにおけるトップ・シンガーの仲間入りを果たした。日本でも同年、日本テレビのアイキャッチに採用された。
以来、コンスタントにシングル、アルバムを発表し続け、90年代後半にはアメリカでの人気は下火となったものの、欧州内では依然として高い支持を受け続けてきている。とりわけ、90年代のディスコ・クラブシーンにおけるリサの功績は今日においても色あせてはいない。 1996年には日本のアーティストCHAGE&ASKAの楽曲を世界中の一流アーティストがカバーするトリビュートアルバム「one voice THE SONGS OF CHAGE&ASKA」に参加。英国版には収録されていないが、日本版の追加曲として収録されており、ASKAが書き下ろした新曲「Take Me Away」をASKAとのデュエットで担当している。