1983年にニック・ケイヴ・アンド・ザ・バッド・シーズに加入、1986年まで在籍し、4枚のアルバムのレコーディングに参加、その後はソロ活動に専念する。1988年にEPを発表し、翌1989年に1stソロ『Moss Side Story』という架空の映画のためのサウンドトラックをリリースした。1991年リリースの2ndソロアルバムは「Delusion」という実際の映画のサウンドトラックだった。1992年リリースの『Soul Murder』は同年のマーキュリー賞の受賞候補作に挙げられた。その後、彼をお気に入りの作曲家と話す映画監督デヴィッド・リンチに口説かれ「ロスト・ハイウェイ」(1997年)へ楽曲を提供。また「ザ・ビーチ」(2000年)等の映画に楽曲提供している。1998年の『As Above, So Below』以降の作品は彼自身の歌を聴かせるヴォーカルアルバムへと変化し、バリトンの歌声を披露。近年はアルバム発表に合わせた精力的なライヴ活動を行ってもいる。