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ジェイムス (イギリスのバンド)( James )



アルバムリスト
歌手の紹介


ジェイムス (James) は、イギリスのロックバンド。1981年にマンチェスターで結成された。ジャンルとしてはニュー・ウェイヴからオルタナティヴ・ロックにあたり、代表曲に「シット・ダウン」 (Sit Down) や「レイド」 (Laid) がある。

メンバー

現在

ティム・ブース (Tim Booth) - ボーカル(1982年-2001年、2007年- )
ジム・グレニー (Jim Glennie) - ベース(1982年- )。
ラリー・ゴット (Larry Gott) - ギター、キーボード(1984年-1996年、2007年- )
デヴィッド・ベイントン=パワー (David Baynton-Power) - ドラム(1988年- )
ソール・デイヴィス (Saul Davies) - ギター、バイオリン(1989年- )
マーク・ハンター (Mark Hunter) - キーボード(1989年- )
アンディ・ダイアグラム(Andy Diagram) - トランペット(1989年-1992年、2007年- )

過去

ポール・ギルバートソン(Paul Gilbertson) - ギター(1982年-1984年)
ギャバン・ウェラン(Gavan Whelan) - ドラマー(1982年-1988年)
エイドリアン・オクサール (Adrian Oxaal) - ギター(1996年-2002年)
マイケル・クラス (Michael Kulas) - ギター、キーボード(1997年-2002年)

歴史

1982年にマンチェスターで、幼馴染みのポール・ギルバートソンとジム・グレニーで結成。ジムの名前がバンド名の由来とされている。ハシエンダでのライブにて、ファクトリー・レコードの創設者であるトニー・ウィルソンの注目を引き、レコード契約を得る。2枚のシングルをファクトリー・レコードからリリースし、ザ・スミスの前座などをして活動する。NMEなどの音楽雑誌からの注目を浴び、1986年にはメジャー・レーベルのサイアーからデビューアルバム 『Stutter』 を発表するもヒットには恵まれず、不遇の時代を送ることになる。

1988年には同じくサイアーからセカンド・アルバム『 Strip-mine』 をリリースするも、こちらも鳴かず飛ばずの結果となる。翌年、バンドは借金をしてライブ・アルバム 『One Man Clapping』 をリリースする。インディー・レーベルとして名の馳せたラフ・トレード・レコードの支援もあり、このアルバムは英国インディー・アルバム・チャートの1位を獲得する。これにより、バンドは再び脚光を浴びることになる。

バンドにとって追い風となるかのように、1990年代になるとマンチェスターではマッドチェスター・ムーブメントが起きていた。そしてキーボード、バイオリン、トランペットを加えて7人編成となったバンドが、1990年の6月にサード・アルバム 『Gold Mother』 を発売すると、アルバムからのシングルがすべてチャートのトップ40に入る。特に1989年に発表したものを再録音した「シット・ダウン」 ( 'Sit Down' 、1991年発表)は、 全英シングルチャート2位になる大ヒット曲になった。彼らの人気度は一躍高まり、ライブで3万人規模の開場を完売させるまでになる。

続くアルバム、『Seven』 (1992年)もアルバム・チャートの2位を獲得し、本国イギリスでの人気を確固たるものとした。その後、トランペッターのアンディ・ダイアグラムが脱退したバンドは、新たなるサウンドの追求を目指し、ブライアン・イーノと共に音楽の創作をする。そして1993年、代表曲のひとつである 「Laid」 を収録した5枚目のスタジオ・アルバム『 Laid』を発表する。イーノをプロデューサーに起用したこの作品は、イギリスで3位を獲得する。本国での成功とともに、バンドはこの頃から本格的にアメリカでの活動を始め、このアルバムはビルボード 200で最高位68位まで到達し、RIAA からゴールド・ディスクに認定されている。

その後、ギタリストのラリー・ゴットの脱退などもあり、アメリカで目立った記録を残すことはなくなったが、イギリスでは安定した人気を維持し、新ギタリストのエイドリアン・オクサールとマルチ・プレイヤーのマイケル・クラスを加えてからも、1997年の 『Whiplash』 、1999年の 『Millionaires』 と連続でトップ10入り、ゴールド・ディスク (BPIによる認定、10万枚以上のセールス) 認定を果たす。ちなみに、この間にリリースした彼らの初のベスト・アルバム 『The Best Of』 は、彼らにとって初のUKアルバム・チャートの1位になった。

2001年には 『Pleased to Meet You』 をリリース。全英11位。このアルバムのリリースによって、バンドはレコード会社との契約が終了した。ボーカルのティム・ブースは彼自身の活動に専念するための脱退を宣言し、バンドは2002年から長い休止期間に入る。2001年末に行われたサヨナラ・ツアーには、脱退していたラリーとアンディもゲストとして姿を見せた。ティムは2004年にソロ・アルバムをリリースしたほか、俳優として2005年の映画『バットマン・ビギンズ』などに出演する。

2007年にティムとラリーとアンディのバンドへの復帰により90年代初期の陣容で活動を再開。当初5日間のツアーを予定していたが、7日間に変更され、すべての公演が売り切れになった。夏には T in the Park や V Festival といったフェスにも参加する。そして2008年に7年ぶりとなるスタジオ・アルバム 『Hey Ma』 をリリース。全英10位にランクインし、久々のトップ10入りを果たすとともに、根強い人気を証明する。

2010年には、2枚のミニアルバム、The Night Beforeと、The Morning Afterを発表。これらは、後に2枚組セットとしても販売される。

2014年には、7年ぶり13枚目のフルアルバム、La Petite Mort (2014)を発表するなど、マイペースで活動を続けている。

シングル

Jimone 1983年
James Ⅱ 1985年
Village Fire 1985年
Chain Mail 1986年
So Many Ways 1986年
What For 1988年
Ya Ho 1988年
Sit Down 1989年
Come Home 1989年
How Was It for You? 1990年
Come Home (re-release) 1990年
Lose Control 1990年
Sit Down (re-release) 1991年
Sound 1991年
Born of Frustration 1992年
Ring the Bells 1992年
Seven 1992年
Sometimes (Lester Piggott) 1993年
Laid 1993年
Jam J/Say Something 1994年
She's a Star 1997年
Tomorrow 1997年
Waitzing Along 1997年
Destiny Calling 1998年
Runaground 1998年
Sit Down (Apollo 440 mix) 1998年
I Know What I'm Here For 1999年
Just Like Fred Astaire 1999年
We're Going to Miss You 1999年
Getting Away With It (All Messed Up) 2001年