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大石円



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大石円

路面電車の町~あじさいの頃~

作詞:逢坂俊季
作曲:逢坂俊季

路面電車が今も走る
この町で肩寄せて あなたと暮らした
あれから何年たったでしょう
変らない町並に 思い出かさなる

小さな駅降りて 商店街を抜け
お地蔵さま曲がれば 二つ目のアパート
あの頃の二人が ほほ笑み合いながら
ワインでささやかな 乾杯をしてる
抱きしめていた夢はいつか 叶うと信じてた

雨降りだした 夜更けの町
この駅で傘もって 待っていてくれた
あなたの姿を見つけた時
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嬉しくてそれだけで 泣きそうになった

馴染みの居酒屋も 看板をしまって
街灯がボンヤリと 雨の中に続く
垣根の紫陽花を 足止めて見つめた
一つの傘の柄に かさねあう手と手
このままでいい二人ならと 心から思った

小さな駅降りて 商店街を抜け
お地蔵さま曲がれば 二つ目のアパート
鉢に咲かせた花 窓辺に置いたまま
それぞれの人生 二人は選んだ
戻れない月日の路線に 電車の音がする
戻れない月日の路線に 電車の音がする