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天津羽衣( Hagoromo Amatsu )



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天津羽衣( Hagoromo Amatsu )

お吉ざんげ

作詞:藤田まさと
作曲:伏見龍二

国のためだと 騙されました
こんなお吉に なりました
銀鋲緞子(ぎんびょうどんす)の 飾り駕籠
死ぬ気で通った 玉泉寺(ぎょくせんじ)
惨(みじ)めな 惨めな女に なりました

「みんないつの間にか居なくなってしまった。
わたしひとり生きてるなんて、まるでボロ布れだけが
残って入るようなもんだよ。もう、なにも言いっこなしさ。
女の過去なんて、明日になりゃ消えてしまう……
わたしなんか、その明日さえないんだからねぇ………」

赤い椿が ぽとりと落ちた
花の運命(さだめ)の はかなさは
もっと沢山の歌詞は ※ Mojim.com
わたしの鏡が 知っている
十八 十九の おもいでを
返して 返しておくれよ もう一度

「世の中信じられなくなったら、なにもかもおしまいだよねぇ………
もう、泣くのも飽いた。生きるのも飽いた。生まれて育って
死んでく街……下田のお月さん、お願いだから二度と
「お吉」のような女は生まないで下さいよねぇ……」

下田港の厄介ものと
陰で嗤(わら)われ 罵(のの)しられ
どうすりゃいいのさ この先は
わたしの心の かくれ場所
教えて 教えて下さい お月さま