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アンドルー・ロイド・ウェバー( Andrew Lloyd Webber )



アルバムリスト
歌手の紹介


ロイド=ウェバー男爵アンドリュー・ロイド・ウェバー(英: Andrew Lloyd Webber, Baron Lloyd-Webber、1948年3月22日 - )は、ミュージカルで大きな成功を収めたイギリスの作曲家。代表作に『ジーザス・クライスト・スーパースター』『エビータ』『キャッツ』『オペラ座の怪人』『サンセット大通り』などがある。

来歴

1948年、作曲家ウィリアム・ロイド・ウェバーの息子としてロンドンに生まれた。チェロ奏者ジュリアン・ロイド・ウェバーは弟にあたる。

ウェストミンスター・スクールを経て、オクスフォード大学モードリンコレッジで歴史学を専攻していたが、音楽の道に進むため中退し、王立音楽大学に進む。

ロイド・ウェバーは1960年代後半から1980年代にかけて、作詞家ティム・ライスとの合作で連続して成功を収めた。合作の初の上演作品は『ジョゼフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート』である。日本でも著名な劇団である「Youth Theatre Japan (YTJ)」が「Joseph And The Amazing Technicolor Dreamcoat 」のタイトルで公演を実施している。後の合作に『ジーザス・クライスト・スーパースター』や『エビータ』があり、この2作品はステージに持ち込まれる以前にレコードアルバムとして発表されている。その後ロイド・ウェバーはライスと袂を分ち、ロンドンのウェスト・エンドやブロードウェイで長年に渡って上演された『キャッツ』、『スターライト・エクスプレス』や『オペラ座の怪人』といった作品では、他の作詞家との合作を行った。1996年の映画『エビータ』では、映画のために新たに製作された曲「You Must Love Me」を久々にティム・ライスと共に手がけた。なお、この曲は2006年からのロンドン公演で初めて舞台で使用されている。

2番目の妻は、『オペラ座の怪人』のオリジナル ロンドン キャストで「クリスティン」 (劇団四季版ではフランス語読みの「クリスティーヌ」) 役に抜擢した歌手のサラ・ブライトマンで、二人は1984年から1990年にかけて結婚生活を送っている。離婚後、傷心のロイド・ウェバーが製作したミュージカルが恋の出会いと別れを描いた『アスペクツ・オブ・ラブ』である。

ロイド・ウェバーは1992年にナイトに叙勲され、1997年には一代貴族シドモントンのロイド=ウェバー男爵(Baron Lloyd-Webber of Sydmonton)に叙爵されている。なお自身の名のうち Lloyd Webber は2字名字で間には何も入らないが、男爵称号としての Lloyd-Webber はハイフンで結んだ複合名詞となる。日本語では前者がロイド・ウェバー、後者がロイド=ウェバーと書き表される。

1996年公開の映画『エビータ』では、映画用に新たに書かれた1曲「You Must Love Me」の作曲者として、アカデミー歌曲賞を受賞している。

2004年には映画版『オペラ座の怪人』が公開された(日本公開は2005年)。過去に斬新な映像を随所に取り入れた映画版『ジーザス・クライスト・スーパースター』がロイド・ウェバーを憤慨落胆させて余りあるほど舞台版の原作とはかけ離れたものとなってしまった教訓から、この『オペラ座の怪人』では本人が率先して隅々に至るまで舞台版の原作に限りなく近いものになるようにした。脚本や演出はもとより、上映時間が上演時間とほぼ同じというこだわりようは公開当時話題となった。
主要作品

ヨセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート(Joseph and the Amazing Technicolor Dreamcoat)
ジーザス・クライスト・スーパースター(Jesus Christ Superstar)
エビータ(Evita)
キャッツ(Cats)
ソング・アンド・ダンス(Song and Dance)
スターライト・エクスプレス(Starlight Express)
オペラ座の怪人(The Phantom of the Opera)
アスペクツ・オブ・ラブ(Aspects of Love)
サンセット大通り(Sunset Boulevard)
ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド(Whistle Down the Wind)
ウーマン・イン・ホワイト(The Woman in White)
ラヴ・ネヴァー・ダイズ - (Love Never Dies) - オペラ座の怪人の続編
ザ・ビューティフル・ゲーム(The Beautiful Game)