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Wataru Takada


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Singer Intro

 
 
 
 

【 汽車が田舎を通るその時 】【 2002-10-09 】

Album songs:
1.ボロ・ボロ

2.春まっさい中 (Provided)

3.日曜日 (Provided)

4.酒屋 (Provided)

5.汽車が田舎を通るそのとき (Provided)

6.来年の話をしよう (Provided)

7.朝日楼 (Provided)

8.新わからない節 (Provided)

9.ゼニがなけりゃ (Provided)

10.出稼ぎの唄 (Provided)

11.鉱夫の祈り

12.この世に住む家とてなく



Album Intro:

   高田渡にとって初の単独アルバムで、1969年10月のリリース。若い女性パーソナリティのラジオ番組にゲスト出演し弾き語りを披露しているような設定で、淡々とではあるが、実に滋味あふれる歌を聴かせてくれる。アナログA面にあたる前半部が、前作『高田渡/五つの赤い風船』での毒の効いたプロテスト・フォーク路線とは一転した、私的で郷愁に満ちた素朴な歌、アナログB面にあたる後半部が、労働者階級の心情をシニカルな視点をまじえてつづった歌、という構成だが、当時22歳とは思えない老成ぶり共々、すでに高田渡の世界が確立されていることがわかる。素敵なジャケット・イラストは、実兄で画家の高田驍の作品。