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槇原敬之



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槇原敬之

カイト

Lyricist:槇原敬之
Composer:槇原敬之

キャップの上からフードかぶり
ポケットに手を入れ立ちすくむ
君の姿はまるで
氷山に取り残されたペンギン
お台場 浜辺のカフェの椅子が
強い海風に動かされる
それからもまるで目を
そらすように君は空を見上げる

一月初めめずらしく
凧揚げをする子供たち
深呼吸しながら腕のばす
君の袖がはためくよ

向かい風をうけながら
高くあがって行くカイト
追い風が吹かないことを
どうか嘆かないで
君がもしも違う方ヘ
飛んでしまわぬように
いつでも僕は君の糸を
もっているから

ゆりかもめがえさを求め
浜辺の際まで飛んでくる
人間だって同じさ
いいときに人は群がってくるよ
だけど僕はどんなときも
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君のそばにいるからね
あのとき僕を信じてそばに
いてくれた君と同じように

年明けすぐの青空は
冷たい風が吹くけれど
太陽に照らされた世界は
始まりに胸膨らませてる

向かい風をうけながら
高くあがって行くカイト
追い風が吹かないことを
どうか嘆かないで
僕がもしも違う方ヘ
飛んでしまいそうなときは
僕の糸をどうか君も
強く引いておくれ

向かい風をうけながら
高くあがって行くカイト
追い風が吹かないことを
どうか嘆かないで
君がもしも違う方ヘ
飛んでしまわぬように
いつでも僕は君の糸を
もっているから

いつでも僕は君の糸を
もっているから